リサイクルデザインリフォーム
弘前市前坂Ⅰ様邸
リフォーム前の居間のヒバ材の無垢の床板。もったいないので
再生しようとしましたが費用が結構かかります、そこで玄関の靴置き棚に変身させました。
座敷との仕切りフスマ建具の裏側です。方々ネズミにも食われ処分して欲しいとの
希望でしたが、なんかもったいないと思い大正風のデザイン建具に変身させてみました。
旧建物の2階寝室と新築が接続する大工さんが最も気を使うところです。
平面図だけでは出来ない巧みの技が必要な部分です。
ベニア板を取ったら黒い汚れた土壁が出てきました。それを漆喰で塗装。
(大正時代に吸い込まれそうな落ち着いた空間です)
解体した建物の玄関に有った建具です。再生する程の貴重なデザインでは
ありませんが少し遊び心で作ってみました。
リビングの一角に用意された電話やインターネットが出来るスペースです。
はずされた古い階段。このまま捨てるにはもったいないと思いキッチンの
食器棚上の空いた空間に収納棚として再生させました。カップラーメンや
サランラップ等意外に収納場所に困る物を置くと便利かも・・・。
柱立ての後に実は・・・と相談された畳4枚位の巨大な絵画
古民家にこんな洋風っぽい絵が会うの?と思っていましたが
苦心の末、大正モダン風にデザインすれば上手くいくと考え
このような家(大正モダン物語)が完成しました。
補修塗装された母屋(玄関左がリフォームしたリビング)
右写真は新築接続部分全景です。