新築なのに・・なつかしい家「古材再利用の家」
夜ライトアップすると何処かの料亭のような趣きです。
縁側風の濡れ縁が近所の方に評判です。子供達の遊び場になりそうですね。
この青森ヒバの床板から耐久性が良いので外壁に貼る腰板や靴置き棚が出来ました。
茶道用の炉の下に隠れていた炉台石。墓石屋さんに加工してもらい玄関横の水受けに。
ノスタルジックな照明と手造りテーブル等の家具は良く似合います。
使い物にならないような板戸も建具職人の思い入れと工夫で見事に蘇りました。
右完成写真の玄関カマチはケヤキの床柱を再利用したもの。
解体時ケヤキ床柱を抜き出しているところ。
2階天井まで真っ直ぐ届く7M以上の青森ヒバ6寸各の大黒柱。
140年経っても反りが有りません。
これを解体時に上手く抜き出す事が出来たので急遽設計変更をしました。
現場は進んでいましたが「これを活かさなくては!」と言う思い出がいっぱいでした。
洗浄後、保管される古材の数々。完成後の天井を見上げたイメージを思い浮かべて一気に組立てです。
洗浄後、オブジェとしてリビングに取り付けた杉の太い梁。割れや欠けがかえって味わいがあります。
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釜戸の古煉瓦を再生し薪ストーブのバックに施工
昔の煉瓦は密度が濃く手間をかけて焼いているので蓄熱材としても優れています。
リビングの風景
オーディオセットと古材が上手くマッチして雰囲気があります。
奥行1.8M 幅7.2の広いベランダは贅沢な癒しの空間です。
2階多目的ホール
再利用不可能な焼却処分するしかないと思っていた柱も隣りとの目隠し塀に再生出来ました。